なぜかうまくいかない時の原因の見つけ方|自己嫌悪から抜け出す思考法

違和感 Lab

「ちゃんと頑張ってるはずなのに、なぜかうまくいかない」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?

タスク管理もしている。時間の使い方も意識している。
でも、成果が出ない。思ったほど進まない。
気づけば自己嫌悪や焦りだけが溜まっていく。

私自身も、がむしゃらに頑張っているのに結果が出ない“もやもや期間”を何度も経験しました。
でもあるとき気づいたのです。原因は「努力不足」ではなく、見えていなかった“前提”や“思い込み”にこそあったことに。


「うまくいかない」の正体を分解する

まず、「うまくいかない」と感じたときにやってほしいのが分解です。

  • 本当に“何が”うまくいっていないのか?
  • どの段階で、どんな感情が起きているのか?
  • そもそも“うまくいってる”ってどういう状態?

例を挙げてみましょう。

「ブログが続かない。やっぱり私は意志が弱いのかな」と思っていたけれど、
よく考えると「ネタ出しの時点で止まっている」ことが原因だった。
さらに深掘りすると、「ネタ出しは30分で終わる」と思い込んでいて、
現実とのギャップで毎回フリーズしていた。

このように、「うまくいかない」には必ずどこかに詰まっている工程があります。
最初は自分を責める前に、どこで・なぜ止まったのかを言語化することが大切です。


うまくいかない自分を責める前に、“観察”しよう

次に大事なのは、“うまくいかない自分”を責めるのではなく観察すること。

たとえば、こんな問いかけをしてみましょう。

  • どんな場面で、やる気が落ちた?
  • どんなきっかけで、集中が切れた?
  • どんな時に「やりたくないな」と感じた?

ここでは「感情」を探ることがポイントです。
多くの場合、行動の詰まりには感情のサインがあります。

私のケースでいうと、あるプロジェクトで資料作りが全然進まなかった時。
自分でも不思議でしたが、実は「評価されるか不安」「方向性がズレてるかも」
という“ぼんやりした不安”が心の奥にあり、それが手を止めていたのです。

気づいてしまえば、「まずは誰かに相談して方向性を確認しよう」と動けるようになりました。
感情を無視して「気合で乗り越える」ことは、意外とうまくいきません。


“仮説→実験→修正”で、停滞を突破する

たとえば先ほどのネタ出し問題なら

原因が見えてきたら、次は「仮説→実験→修正」のシンプルなPDCAを回してみましょう。

PDCAという言葉が嫌いな方がいましたら、ぜひその理由を考えて見て下さい!!
私の場合は、CとAが明確でなく上手く活用できてなかったです。

「D=Do(実行)、A=Action(行動)……え、DoとActionってどう違うの?」
「Cって何を検証するの?どうやるの?」
…と、以前の私は混乱していました。

こんな感じでしたが、『Cは計画を検証、Aは計画を修正』と訳すと、スッキリ腹落ちしました。
話しが脱線したので、ネタ出し問題に戻しますが…

  • 仮説:「ネタ出しは時間が読めないから嫌になるのでは?」
  • 実験:「時間制限を設けて10分だけ書き出してみる」
  • 結果:「意外と2〜3案は出た。完璧を目指しすぎてたことにも気づいた」

このように、小さな行動で検証してみるのがおすすめです。
一気に「完璧にこなそう」とすると、プレッシャーでまた止まってしまいます。
まずは“動ける自分”を作ること。それが再スタートの鍵になります。


その思い込み、本当に正しい?棚卸しで見える新しい視点

最後に、定期的におすすめしたいのが「思い込みの棚卸し」です。

  • 「1日1記事書けないと意味がない」
  • 「毎日同じ時間に取り組めなきゃダメ」
  • 「人前に出すなら完璧に仕上げなきゃいけない」

これらはすべて、私自身が持っていた“無意識のルール”です。
でも、今思えばどれも必要以上に自分を縛っていました。

思い込みは、自分でも気づかないうちに行動を止めます。
だからこそ、「ほんとにそう?」「別のやり方は?」と問い直すことが大切です。

視点を変えるだけで、今までうまくいかなかったことが
すっと動き出すこともあります。


まとめ:「うまくいかない」は気づきのチャンス

「うまくいかない」には、必ず原因があります。
でもその多くは、“やる気”や“能力”の問題ではなく、
見えにくい思い込みや感情の詰まりだったりします。

だからこそ、自分を責めるより先に、立ち止まって観察すること
そして、小さく実験しながら仮説を修正していくこと。

まずは5分、自分の“うまくいかない”を紙に書き出してみてください。
小さな「気づき」から、動き出しは始まります。

一言まとめ:「うまくいかない」は気づきのチャンス

「うまくいかない」には必ずヒントがある。
自分を責める前に、“どこで止まったか”を見てみよう!

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